保育園の持ち物リスト、入れすぎないコツ

保育園のかばんの失敗には、ふたつの形があります。ひとつは、大事なものが入っていなくて、いちばん必要なときに着がえがないこと。もうひとつは、ぱんぱんにつめこみすぎて先生が何も見つけられず、半分は使われないまま帰ってくること。ちょうどいいところは、思ったよりかんたんに見つかります。よい持ち物リストは、本当に必要なものをおさえ、園が実際に用意してくれるものに合わせ、それ以外は家に置いておくものです。

まず、園が用意するものを聞く

何かひとつ入れる前に、園が何を用意してくれるのかを確かめましょう。園によって本当にさまざまだからです。おむつ、おしりふき、給食、おやつ、日焼け止め、お昼寝の寝具を用意してくれる園もあれば、そのいくつか、あるいは全部を家から持ってくるよう頼む園もあります。お昼寝布団は家から、という園も多いでしょう。泥んこ遊び用のスモックや外遊び用の雨具を用意している園もあります。これを知っておけば、すでにあるものを重ねて持たせることもなく、同じくらい大事なことに、足りないものも出ません。この質問ひとつが、持ち物リスト全体を決めます。

本当に必要なもの

ほとんどのかばんに入れておきたいものが、いくつかあります。着がえは少なくとも2組。小さな子は、おもらし、食べこぼし、泥んこ遊びの日がしょっちゅうあるので、これはゆずれません。成長の段階に合わせて、替えの靴下と下着、またはおむつも入れましょう。天気に合った外遊びの服装も大切です。冬なら暖かい上着、帽子、手ぶくろ、夏なら日よけの帽子。たいていの園は毎日子どもを外で遊ばせるからです。園で用意がなければ、おむつ、おしりふき、必要なおむつかぶれ用のクリームも入れます。

安心と眠りのためのもの

園でお昼寝をするなら、眠りを助けるものを園の決まりの範囲で入れましょう。お気に入りのタオル、小さな毛布、スリーパー。大好きなお気に入りの物は一日全体を楽にしてくれるので、園が許すなら入れてあげましょう。ただし、なくすと小さな子には本当につらいので、名前をはっきり書き、同じものをもうひとつ用意することも考えましょう。こうしたものは、かばんの中のほかのどんなものより子どもの心を支えてくれるので、おまけより優先する価値があります。

食べ物、哺乳びん、おしゃぶり

園で給食が出ないなら、持ち運びやすくいたみにくい食べ物を、名前を書いて入れましょう。小さい子なら、必要に応じて哺乳びん、粉ミルク、搾った母乳に名前をはっきり書いて入れ、授乳の流れを先生に伝えます。おしゃぶりを使っているなら、清潔なケースに入れた予備を。アレルギーや食べられないものは、持ち物にも担当の先生にも、かならずはっきり伝えましょう。これは持ち物の好みではなく、安全の問題です。

すべてに名前を

いちばんたくさんの悲しみを防いでくれる習慣は、名前つけです。上着、哺乳びん、お気に入りの物、コップ、服は、にぎやかな部屋ではどれも似て見え、名前のないものはゆくえ不明になります。はっきりした、とれにくい名前つけをしておけば、わが子の物は手もとに戻り、特別なお気に入りがほかの子のかばんに入ってしまう心配もぐっと減ります。ひと晩かかる作業ですが、1年を通して数えきれない小さななくし物を防いでくれます。

たいてい、置いていっていいもの

入れすぎにはそれ自体の問題があります。ぱんぱんのかばんだと、本当に必要なものを先生が見つけにくくなるからです。おもちゃをたくさん持たせる必要は、まずありません。園にはたっぷりありますし、自分のおもちゃはけんかのもとになったり、なくなったりしやすいからです。1週間分の服もいりません。着がえ2組を、使ったら補充すれば十分です。貴重品、アクセサリー、なくしたら悲しいものは家に置いておきましょう。すっきりしたかばんは、使えるかばんです。

つめこまず、補充する

一年じゅう使えるかばんにするコツは、毎日の大がかりな入れかえではなく、週に一度のさっとした点検です。持ち物リストが決まったら、週末にかばんをのぞいて、使った着がえを補充し、おむつやおしりふきを足し、子どもの成長や季節の変わり目に合わせて服を入れかえましょう。5分のリセットで、必要なものはそろったまま、かばんがまたぱんぱんになるのを防げます。

先生が使いやすいように

先生のことを考えて入れましょう。着がえはまとめて、眠りのものはまとめて、食べ物ははっきり分けて。わかりやすくまとめておくと、忙しい先生が、とくに急いでいるときに、必要なものをすぐに見つけられます。薬、お気に入りの物の決まった使いかた、アレルギーなど、ふだんと違うことがあれば、メモに気づいてもらえるのを期待するのではなく、担当の先生に直接伝えましょう。よくまとまった、名前のはっきりしたかばんは、わが子がスムーズにお世話してもらえるための、小さな思いやりです。

薬や健康にかかわるもの

薬が必要な子や、持病のある子は、園の決まりにそのとおりしたがいましょう。園はたいてい書面での依頼と、正しく名前が書かれた期限内の薬を求めます。吸入薬やアレルギー用の自己注射薬などは、対応の計画が必要になることもあります。先生に伝えずに、かばんに薬をそっと入れておくことはけっしてしないでください。持病のために園で何を用意しておく必要があるかわからないときは、かかりつけ医、保健師さん、薬剤師に相談しましょう。

ポイント: 園が用意するものを確かめ、着がえ2組、安心と眠りのためのもの、必要なおむつや食べ物を入れ、すべてに名前を書いて、おまけは家に置いていきましょう。

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