子連れ外食の「料理が来るまで」をどう乗りきる?

小さな子との外食はすてきなものです。メニューが下げられて、みんなでただすわって待つ、その瞬間までは。注文してから料理が来るまでのすき間こそ、お店での家族の食事がつまずく場所です。おなかのすいた2歳の子は大人の会話にはまったく興味がなく、テーブルの下にもぐりこむことには興味しんしん。子連れ外食の待ち時間は、ちょっとした独特のむずかしさですが、わざと計画しておけば、外食はずっとストレスが減って、ずっと楽しくなります。

本当の問題は、待つこと

子どものせいにしたくなりますが、この状況は子どもに多くを求めています。その瞬間その瞬間を生きている人に、おなかがすいたまま、さわってみたいものと見てみたい人に囲まれて、じっとすわって、静かにして、気長に待つことを求めているのです。そう考えると、もぞもぞするのはまったく当然です。大事なのは、待つことをお子さまにがまんさせることではなく、待ち時間をちぢめて、うめることです。そうすれば、乗りきらなければならない、からっぽでおなかのすいた時間がずっと減ります。

まずは空腹のとげをぬく

おなかが空っぽの小さな子は、料理を待てません。これにつきます。いちばんやさしくて効く手は、すぐにつまめるものを持って着くか、1分で出せるかんたんなものをすぐに頼むことです。パン、小さなおにぎり、ポテト、切ったくだものなど。同じ理由で、かばんに自分用の小さなおやつも入れておきましょう。目の前の空腹を満たすことで、本番の食事に必要な根気が手に入り、ふつうの待ち時間を大かんしゃくに変えてしまう、血糖値の急降下も防げます。

お店と時間を、かしこく選ぶ

たたかいの一部は、すわる前に勝負がついています。子どもになれている、家族向けのお店を選びましょう。子ども用のいすがあって、少しくらいさわがしくてもにらまれない、ゆったりした雰囲気のところが理想です。大人の習慣ではなく、お子さまに合わせて時間を決めましょう。お子さまがくたくたになる前、厨房がこみあう前に早めに食べれば、料理は早く出てきて、子どもも元気です。予約したり、すぐに注文したりすれば、待ち時間はさらにちぢまります。もうおなかがかなりすいているなら、早く出せる料理を聞いてみましょう。

必要なタイミングを、お願いする

お店のスタッフは、何が必要か伝えれば、たいてい手を貸してくれます。子どもの料理を先に、早めに出してもらうよう頼むのは、まったくもっともなことですし、すぐ出てくる一品を頼んで、メインを待つあいだにお子さまに食べさせるのもいいでしょう。人通りの多い通路から離れた、すみや窓ぎわの席をお願いすれば、少しゆとりができて、刺激も少し減ります。最初に店員さんにひと声かけておくと、子連れ外食の待ち時間はずっとなめらかになります。

静かな気分転換を持っていく

することを少し用意しておけば、毎回画面にたよらなくても、すき間をうめられます。いくつかの小さなものを入れかえて、目新しさを長もちさせましょう。

  • 小さなクレヨンと紙、またはお店のぬりえ。
  • くり返し使えるシールや、小さなシールブック。
  • お出かけ専用にしている、小さなおもちゃや人形を2、3個。
  • かんたんなゲーム。「なにかな、みーつけた」、テーブルの上の色を言う、丸いものを全部さがす。
  • いちばん大変なときのためにとっておく、ダウンロードした画面。

かばんの中身をいっぺんに出すのではなく、ひとつずつ出すと、ずっと長もちします。

テーブルで、することをつくる

何でも小道具が必要なわけではありません。小さな子は、お店のありふれた様子を本当に楽しめます。窓の外のバスを数える、お皿を運ぶ店員さんを見る、お店の中でいちばん大きい人と小さい人をさがす、静かなひそひそゲームをする。どっちにするか選ぶ、パンにバターをぬるのを手伝う、おしぼりをたたむなど、食事そのものに参加させると、役目ができて、待ち時間もすぎていきます。

逃げ道を用意しておく

いい計画があっても、デザートの前に限界が来る子はいますし、それはふつうのことです。逃げ道を組みこんでおきましょう。お子さまが動きたくなったら、大人のひとりが外をひとまわりしたり、何かを見に行ったりして、もうひとりが席を守る。ぐずった子は、歯をくいしばってすわらせつづけるより、短いお散歩のほうがずっとよくリセットされます。必要なら料理を持ち帰りにして、少し早めに帰る準備をしておくのも、失敗ではなく、かしこい保険です。

自分の期待も、現実的に

小さな子との外食は、もう昔のようなゆったりしたイベントではありません。そうでないことを期待すると、がっかりする準備をしているようなものです。料理と少しのおしゃべりを楽しむことを目指し、子どもがいないときの食事より短く、にぎやかになると受けいれて、小さなことは手ばなしましょう。ほかのお客さんのほとんどは、不安な親が思うよりずっと理解がありますし、ゆったりした大人は、落ちついた子どもをつくります。

食べむらと食欲について、ひと言

お店ではお子さまがほとんど食べないとしても、なれない食べ物とにぎやかな場所は小さな子の食欲を自然とにぶらせますし、小さな子の食べる量が日によって大きく変わるのはよく知られたことです。これはふつうのことで、それだけで心配になることはめったにありません。外食で1回つつくだけだったことではなく、長い目で見て食事や成長、体重が本当に心配なら、かかりつけの小児科医や地域の保健師さんに相談してみる価値があります。

押さえておきたいこと: すわったらすぐに空腹をしずめ、子どもの料理を早めに出してもらうよう頼み、すき間は入れかえ式の静かな気分転換でうめましょう。

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AAP HealthyChildren, Temper tantrums