水をはじくのはどれ?おうちでできる防水テスト
プラスチックのふたに水をぽたりとたらすと、きれいな水玉になってそこにとどまります。同じしずくをティッシュにたらすと、すっとしみこんで消えてしまいます。お子さまは今、物についてのとても役に立つ考えに出会いました。水を通す物と、水を通さない物があるのです。スポイトと、家のなかのいくつかの切れはしがあれば、雨の午後を、防水とは本当はどういうことかを調べる、本格的な探究に変えられます。
このテストが暮らしとつながる理由
子どもは毎日、気づかないうちに防水に出会っています。長ぐつ、レインコート、かさ、お風呂。自分で素材を試すと、その毎日の魔法が目に見えるようになります。しずくが玉になるか、しみこむか、結果がすばやくはっきり出るので、すぐに答えがわかり、物がなじみのある物なので、発見がそのまま、もう知っている服や道具に結びつきます。
防水のうしろにある考え
防水の素材は水を通さず、吸水する素材は水をすいこみます。プラスチック、アルミホイル、ゴムは水を通しにくく、紙、綿、段ボールは水を飲みこみます。しばらくがんばってから水を通す、そのあいだの素材もあります。お子さまにむずかしい定義はいりません。たくさんの素材を試して、それぞれの上で水がどうするかを見ればいいのです。
集めるもの
- 少しずつ水をたらすための、スポイトかティースプーン。
- いろいろな素材の小さな四角。アルミホイル、ビニール袋、ティッシュ、綿の布、スポンジ、段ボール、葉っぱ、ラップ。
- 作業するトレーと、こぼれたとき用のタオル。
- 分けるためのふたつのラベルか山。「水を通さない」と「水を通す」。
それぞれの素材をコップの上に平らにのせると、水が上にたまるか、下へたれるかがよくわかります。
テストの進めかた
防水テストは、小さな予想の連続にするといちばんうまくいきます。ひとつずつ素材を見せて、水を通さないと思うか、通すと思うか聞きましょう。上に1、2滴たらしてもらい、よく見ます。それぞれを、防水の山か、すいこむ山に分けます。水を玉にする葉っぱや、少しがんばってからしみこむ厚い紙のような、びっくりする物にもどってきて、何に気づいたか話しあいましょう。
見えないところで育つもの
学びは本当に科学的です。素材をある性質でくらべて分け、予想して確かめる。実験の中心のくり返しです。素材と、水に対するふるまいかたを結びつけ、どうしてある仕事にはある素材が選ばれるのかが見えはじめます。防水、しみこむ、すいこむ、水玉、かわく、といったことばを身につけます。スポイトをていねいに使うことは、小さな手の筋肉に、コントロールされた正確な動きのいい練習にもなります。素材が負けるまでに何滴もちこたえるかを数えれば少し算数が加わり、水が玉になったか、たまったか、すぐにしみこんだかを話すと、ことばが育ちます。それぞれの結果をレインコートや紙ナプキンのような本物の物に結びつけると、学びが残りやすくなります。
探究を広げる
基本がはっきりしたら、もっと進みましょう。おもちゃの家の屋根にいちばんいい素材はどれか聞いて、上から水をたらして下を確かめて試す。キッチンペーパーを何枚か重ねて、厚さで水をこらえる時間が変わるか見る。紙に少しサラダ油をぬって、水をはじくようになるか試す。発見を本物の物とつなげて、どうしてレインコートやかさはその素材でできているのか、声に出してふしぎがりましょう。
気をつけたいこと
やさしい遊びですが、いくつかの習慣が役立ちます。水遊びは見守りのもとで、だれもすべらないよう、こぼれた水はふきとりましょう。ビニール袋やラップは、赤ちゃんや小さな子から遠ざけてください。窒息の危険があり、決して顔をおおってはいけません。小さな四角やキャップは、まだ物を口に入れる子から遠ざけましょう。葉っぱなど自然の物を試すなら、きれいなものか確かめて、口に入れないようにしてください。
もっと広い心配があるとき
これは合格も不合格もない、ゆったりした遊び心のある学びです。いつものように、お子さまをいちばんよく見ているのは親です。理解、分けたりくらべたりする力、体の動き、探ることへの興味に、もっと広い心配がある、かんたんな手を使う課題にかかわれないようだ、という場合は、かかりつけの小児科医や地域の保健師さんに落ち着いて話してみると助けになります。早めに質問するのは、いつでも賢明で歓迎されます。
しずくひとつで、わかること
防水テストは、素材には、しずくひとつで発見できる性質があることをお子さまに見せてくれます。予想して、試して、分けながら、どうしてレインコートはぬれないのに、ティッシュはぬれるのかを学びます。身近な素材の四角をいくつか集めて、スポイトを渡し、好奇心のある質問をして、防水とは本当はどういうことかを見つけてもらいましょう。
ポイント: スポイトと身近な素材の四角を渡して、どれが水を通さず、どれがすいこむかを予想して試してもらいましょう。素材にはちがう性質があることを学べます。
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